シーオス株式会社、AIを使った配車サービスを開発

  • 2017年12月29日
  • ヨンビス
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Quent管理画面1
画像提供:シーオス株式会社

物流会社などからロジスティクス業務受託を行うシーオス株式会社は、AIを活用した配車管理システムであるQuent(クエント)を開発しました。このシステムは、過去の配車データを読み込ませることにより、配車管理を最低限の知識のみで行えるようになります。

AIを活用した配送管理システム

  • 配車データをAIがディープラーニング
  • ドライバーはスマホやタブレットのアプリを活用

配車係の業務は、主に自社のトラックドライバーにトラックを配分することです。配分の際には、売り上げを最大化させる意識や、道路交通法への配慮なども必要です。加えて、他社のトラックを一時的に借りる傭車を行う場合もあり、そういった他社とのつながりも大切な要素になっています。

そのような状況において、このクエントは配車データを読み込ませるとAIがディープラーニングを行い、的確な配車が可能になるTMS(輸配送管理システム)です。配車を行う際の車両通行情報はGoogleマップから取得しており、万が一配送中で事故などのトラブルが起きても、ルートを再編集して空き車両を向かわせることができます。

このため、日ごとの配送先ルート選択や、トラブル時の道路選択など、配車係の知識や経験が必要な部分をクエントが補ってくれるのです。

ドライバーはスマホやタブレットに関連アプリを入れることによってクエントを活用ができるため、日々の業務や配送遅れなどにも素早く対応できようになっています。

効率的な配車が可能になる

  • 企業の要望に沿った配車が可能に
  • 運用結果はコンサルティングを受けられる

実際にクエントを導入するには、まず過去3ヵ月分の配車データをエクセル化して読み込ませます。データの読み込みができたら、AIの自動学習が行われます。

Quent管理画面2
画像提供:シーオス株式会社

クエントは主に10台以上の車両管理において効果が発揮されやすくなっています。活用する企業の要望に沿って、スピード重視や効率重視などの設定が可能です。

クエントは日々活用することによって精度や回転率が上昇して行き、さらにその結果を踏まえてシーオス社の分析チームから運用結果のコンサルティングを受けることもできます。

加えて、トラックに搭載した居眠り防止センサーや、アルコールセンサーなどとも接続ができます。

人件費などのコストを浮かせられる

  • 未経験の社員でも配車ができる可能性もある
  • 年配の方でも操作できる管理画面

AIが配車を行うクエントを導入できれば、トラックの配車係は経験や勘がなくても、最低限の知識のみで配車管理が行えるようになり、新規に配車係を雇用する必要もなくなります。配送スピードを上げることもできるため、作業の効率化も図れます。

合わせて、配車係不足や運転手不足などの人手不足にも対応できます。また、シーオス株式会社はロジスティック業界の高齢化を見据えていて、クエントの管理画面は配車業務の基礎知識があれば、年配の方でも操作できるような画面構成になっています。

ドライバー不足などの人手不足により、配車業務に苦心されている業者の方は、導入を考えてみてはいかがでしょうか?

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