三菱ふそうは2017年8月から、衝突防止補助システムのモービルアイを純正アクセサリーに設定し、販売店での購入を可能にする方針を発表しました。
モービルアイはジャパン・トゥエンティワン株式会社が輸入を行う衝突防止補助システムで、欧州安全統一規格に適合していることや、あらゆる車両へ後付けが可能なことから、商用車で5万台の取り付け実績があります。
カメラと液晶を活用
- フロントガラスのカメラで車両などを確認
- 液晶部分に警告表示
モービルアイは、フロントガラスにとりつけたカメラによって車両や歩行者などを感知し、ダッシュボードに設置した表示部分(アイウォッチ)にアイコンや警告音を発生させます。これらの警報やアイコンによって、居眠り・過労・脇見運転などといった事故を抑制することが可能になります。
高い検知技術による警告が可能
- 車線逸脱・前方車間距離などの警報を備える
- 速度標識に連動した警告も可能
モービルアイは、あらゆる状況でも検知することができる技術を備え、ドライバーに警報を出すことができます。この警報は、車線逸脱・前方車間距離・低速時前方車両距離・前方車両衝突・歩行者衝突といった5種類に分類されます。また、カメラは速度標識を読み取ることも可能で、速度超過時の警告を行うこともできます。
他社車両にも取り付け予定
- 年間2000台の販売目標
- 他社車両にも取り付けを行う予定
三菱ふそうは、他社の車両を持つドライバーにもモービルアイの販売や取り付け・サポートを行う予定で、ジャパン・トゥエンティワンなどと合わせて年間2000台の販売目標を立てています。
ジャパン・トゥエンティワンによると、モービルアイは高速道路を多く活用し、事故が起こると損害が重大になる大型・中型トラックがメインターゲットである一方、運転経験の少ないドライバーも乗ることが多い小型トラックにも需要が増えてきているそうです。必要だなと思った方は装着を考えてみてはいかがでしょうか?
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http://www.mitsubishi-fuso.com/content/fuso/jp/news/news_content/170821.html