住友建機は、2014年基準の排出ガス規制に対応した機種、SH200-7とSH-235X-7を2017年9月に発売する予定です。
新型油圧ショベルは12トンと20トンの2機種に加え、12.5トン、13.5トン、23.5トンの3機種が用意されています。
従来比8%~15%の燃費低減が可能に
- 有害物質排出量の低減
- 燃費の低減
新型低燃費エンジンと油圧システムの採用により、NOx(窒素酸化物)やPM(粒子状物質)といった有害物質を大幅に減らし、オフロード法とも呼ばれる排出ガス規制の基準をクリアしています。中でもSH-200は、現行モデルよりも15%燃費を抑えることに成功しています。
作業時間短縮が可能に
- 作業効率の向上
- 積み込み作業の効率化
新型モデルには、現行機にも搭載されている、作業に合わせて油量を細かく調整できるSIH:Saが搭載されています。このシステムによって油圧の制御を最適化させて、時間短縮など作業効率アップが可能になりました。
また、独自の新技術によりダンプへ積み込む作業も早くなっています。
後方視界がよりワイドに
- モニターによる高い視認性
- パーツ新調による快適性アップ
後方視界を270度見渡せ、人が確認されると警告を行うフィールドビューモニター2(FVM2)が搭載され、新型モニターも採用されたため視認性がより高くなりました。
車内の装備は、シートやアームレストが新調されて、快適性が増しました。
パーツ類の耐久性がアップ
- 耐久性とメンテナンス性の向上
- ブームなどの耐久性アップ
車体のパーツ類は、EMS(イージーメンテナンスシステム)によって、連結部分の潤滑状態を保つことができます。特に作業時の負担が多いブーム部分などは、強度と耐久性が上がっています。
さらに、点検を行う機器が集中的に配置してあるので、整備や清掃も簡単に行えます。
上記のような機能に加えて、作業を半自動で行えるようになる、情報化施工に対応した機能もオプションで設けられています。
また、油圧ショベルの形状詳細については、以下のページをご確認ください。
関連ニュース
新型油圧ショベルの発売について
https://www.sumitomokenki.co.jp/news/2017/170725.html