国交省、ドライバーへの健康管理を求める

  • 2017年06月28日
  • ヨンビス
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ドライバー健康

国土交通省は、「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」の一部を改正したため、ドライバーの教育強化が図られることになりました。

これは、安全運転の技術に関する指導はもちろん、業務内容を向上させるために、運転マナーの向上や健康管理も求められます。

健康管理の面では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)について本人が無自覚な場合が多くなっているので、症状の解説や検査助成について解説しているSAS助成制度活用Q&Aを確認した方が良いでしょう。

また、眠気を防止する砂糖入りコーヒーの飲みすぎなどにより、虫歯や歯周病になってしまうトラックドライバーも多いにもかかわらず、仕事の都合で治療に行くことができないケースもあります。

このようなケースを予防するためにも知識が必要になり、トラック協会も健康管理自己診断シートなど様々な資料を発行しています。

さらに、メンタルヘルスの大切さも訴えられていて、2015年からは労働安全衛生法に則り、労働者50人以上の企業は毎年1回、ストレスチェックを行うのが義務化されています。

実際、普段は正常な血圧の人でも、運転中は走行環境に合わせるためにストレスで血圧が上昇してしまい、運転し初めの100分程度は脈拍や血圧が上昇することが判明しています。

このように、人材教育の一環として、健康・メンタル面の教育も必要になってきており、ドライバーや従業員も健康管理への意識を高めていくことで、社内環境も良くなっていくのではないでしょうか?

定期的な健康診断、医師への相談、生活習慣の改善などには、トラック協会が発行している健康管理手帳を活用しても良いでしょう。

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運送事業者が運転者に対して行う監督の指針
http://www.jta.or.jp/kotsuanzen/anzen/pdf/kakutei0815.pdf