宅配便の取扱個数が過去最高を記録する中、国土交通省は宅配ボックスの活用を促すセレモニーを行いました。これは、国土交通省や環境省が入っている中央合同庁舎に宅配ボックスを設置し利用することによって、再配達削減をアピールしています。
膨大なCO2排出や労働力消費が発生
- 年間42万トンのCO2を排出
- 1.8億時間分の労働力消費
環境省が作成した資料によると、再配達が発生することによって、トラックから年間42万トンのCO2が発生し、1.8億時間分(9万人分)の労働力が消費されるそうです。
時間や場所を指定し荷物を受け取る
- 受け取り時間や場所の指定
- 宅配ボックスの活用
このため、COOL CHOICEというCO2削減キャンペーンの一環として、荷物を一回で受け取るための事例が紹介されています。内容としては、荷物受け取りのために時間指定を行うことや、場所の指定などを行い、再配達を発生させないことが呼びかけられています。
また、国土交通省や環境省は、庁舎に設置された宅配ボックスを積極的に使う事で荷物の再配達防止を行い、宅配ボックスの活用を促しています。
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宅配ボックス設置で労働力低下防止などをアピール
http://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/butsuryu/topics/20170704-01.html