梅田運輸倉庫、自社で運行管理講習が可能に

  • 2017年10月27日
  • ヨンビス
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運行管理イメージ

梅田運輸倉庫は、2017年2月に国土交通省認定の講習実施機関に認定されました。このため、施設内で運行管理の基礎講習と一般講習を実施でき、社内外の希望者が受講できるようになりました。

運行管理者は、トラックなどの安全運行に必要

  • 講習を受講して、筆記試験に合格しないといけない
  • 運行管理を行うには、様々な知識や経験が求められる

運行管理者とは、主にトラックやタクシー、バスなどを安全に運航するために必要になる国家資格です。運行管理者は貨物と旅客の区分に分かれ、運行管理者試験センターが行う筆記試験に合格したり、一定の実務経験を積んだりすると安全運行責任者として選任を受けられます。

この運行管理者になるには、選任されるために必要な基礎講習や、選任後2年毎に受ける一般講習の受講などが必要です。講習を行う機関は教習所が多くなっていますが、梅田運輸倉庫のように国土交通省に認定された民間企業が請け負っている場合もあります。

運行管理者の業務は、道路運送法や貨物自動車運送事業法に基づき、ドライバーの割り振りや睡眠・休憩管理、指導や点呼による健康状態把握などを行います。また、誠意のある業務態度や指導力、法令順守の意識、車両知識や積載方法、事故を防止しながら効率的に運航すること、道路状況や天候に注意することなど、様々な知識や経験が求められます。

運行管理者は、トラック29両までは1人、30両以上は2人など、会社の所有車両台数によって必要人数が異なっています。

講習は場合によって受講しにくいことも

  • 基礎講習は3日連続平日の受講が必要な場合も
  • この点を解消するために、週末に講習を分散させている所も

運送会社の社員などが運行管理者の講習を受ける際は、都市部では予約が取りにくい場合があり、郊外の会場に予約するケースもあるそうです。また、基礎講習は平日に3日連続受講しないといけない場合が多く、日程的に受講できない人も多くなっています。

講習実施機関認定を受けた梅田運輸倉庫は、日曜早朝に講習日程が分散しています。施設は60人程度収容可能な会場を使うので、広々として受講しやすくなっています。

梅田運輸倉庫では、同社の部長が講師を行い、基礎講習は3日間8,700円で受講可能です。講習を行う側は受講料を得ることができ、受講者は基礎知識の取得や試験対策を行えます。

基礎講習に対する運行管理者補助者の意見

  • 基礎講習を受ける際は、近所の大きな会場で
  • 実務では人間関係が大切になる

では、貨物業で運行管理者になるため、注意することはなんでしょうか?ここでは、運行管理者補助者の基礎講習受験に関する意見を紹介します。

運行管理者になるために基礎講習を受ける場合は、受講会場の違いによるメリットは特にないとのことで、近場での受講が推奨されます。

講習時は60人程度と大人数になることが多いので、会場は大きいところを選んだ方が良いそうです。また、基礎講習は試験の申込期間、合格後の資格証発行など、手続き期間が短くなっているので注意が必要です。

晴れて運行管理者になった場合は、実務を行う上で、集配者との人間関係が大切になるそうです。

運行管理者試験は、2017年8月に行われた試験の合格率が30%台と低めであり、合格するのが難しくなってきています。試験対策としては、過去問を解いて問題の内容を理解することが重要です。

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