4軸低床トラックの駆動輪はどこ?駆動方式の種類と特徴を解説

  • 2021年11月11日
  • 五十嵐ポー
ニュース

トラックのカタログを見ると、6×2や低床8×4などと書いています。これは駆動輪の事で、このトラックには何本駆動輪がついているか一目でわかるようになっています。

たまにエアサスで、駆動輪ではないタイヤを上げて走っているトラックを見ます。その場合どこに駆動輪があるか答えが走っているようなもので、同時にタイヤの摩耗を軽減するための効果もあります。

今回はそんな4軸低床を中心に駆動輪や、特徴、タイヤとの関係について調べてみました。これでなぜ低床が人気車種かお分かりいただけると思います。是非参考にしてみてください。
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駆動方式の種類と特徴

トラックや普通乗用車が駆動する方はいくつかあります。ここで改めて並べてみました。

  • FF・・・フロントにエンジンがあり、ドライブ(駆動輪)がフロント
  • FR・・・フロントにエンジンがあり、ドライブはリヤ
  • MR・・・ミッドシップ(中央)にエンジンがありドライブはリヤ
  • RR・・・リヤにエンジンがあり、ドライブもリヤ

フロントドライブは車両を引っ張るイメージですが、リヤドライブは車両を押し出すイメージですね。この他にハイブリッド車やEV車はそれぞれモーターを装備しています。モーターがエンジンの役割をするので、4WDのEV車はそれぞれの車輪にモーターが付いています。トラックのような重量のある積み荷を運搬する場合には、キャビンの下にエンジンがあり駆動輪は後方なのでMRかFRに近い形状になります。

4軸低床トラックの駆動輪の位置

4軸低床トラックは通常、後前軸(前から3番目)が駆動輪で、ツーデフの場合は後前軸と後後軸の両方が駆動します。つまりデファレンシャルギアの位置や数によって駆動輪が決まるので、ツーデフ(2つのデファレンシャルギア)を搭載していると駆動軸が2本となります。それだけ重量な積み荷を運搬することが出来るので、ショベルカー、ブルドーザー、建築資材を積載する低床4軸のトラックに装備されています。

※デファレンシャルギアは作動歯車といい、左右のタイヤの回転数を同調させる働きもあります。デコボコ道でタイヤが浮いても、反対側のタイヤの動きにならうので片方だけ空回りすることはありません。

4軸低床トラックでチェーンを付ける位置

4軸低床車で悪路や雪道を走行するときにはチェーンが有効です。このトラックはツーデフなので駆動輪にチェーンをかけますが、後方のタイヤにチェーンをかけるのが一番安全です。その次に安全なのは、後方の一つ手前のタイヤです。前から数えて3つ目のタイヤになります。

一つ注意しなければならないのがタイヤサイズです。大きなものや、重量構造物を運搬するため架装の床が低くなっていて、それに伴いタイヤサイズが従来の物より小さい特徴があります。チェーンのサイズはしっかり確認しましょう。トラックのチェーンについて詳しくはこちらをご覧ください。

4軸低床トラックのメリット

4軸で低床のトラックには次のようなメリットがあります。

荷室の容積が大きい

低床にすることで高さのある積み荷が積載できます。架装部分を大きくしているので荷室の容量が大きくなります。

積み下ろししやすく作業効率が高い

低床にすることで通常のトラックの荷台の高さより30センチほど低くなっています。その分積み降ろしがしやすい、ドライバーさんの負荷を考えた架装になっています。

走行安定性が高い

駆動軸が増えると、駆動するタイヤが増えるのでエンジン出力が変わらなくても駆動力が向上して、安定した走りが出来ます。また1軸にかかる軸重は10t、輪荷重が5tですが、ツーデフの4軸低床車は1軸当たりの軸重や輪荷重を減らすことが出来るのでより重いものを運ぶことが出来ます。

4軸低床トラックのデメリット

タイヤの交換に費用がかかりやすい

駆動タイヤが増えるので路面との接地面積が大きく、重量のある積み荷はタイヤへの負荷が大きくなります。トラックのタイヤはオールシーズンのタイヤが多く、北海道や東北ではスノータイヤをはいているトラックをよく見かけます、タイヤの径が小さいと耐久性もアップしますがタイヤ交換のローテーションを決めて、タイヤの入れ替えをしましょう。そうすることで平均的にタイヤが摩耗し偏減りが少なくなります。

段差の衝撃吸収能力が低い

シャシーとの構造が近いので、段差でのショックが大きく感じます。重量物運搬のトラックはエアサスの他にリーフサスを使うことが多い傾向にあります。またVロッドが外れるなどの現象もあり、荷崩れなどの防止策をしっかり立てなくてはいけません。

新車は価格が高めで納期に時間がかかる

新車で購入すると、コストが通常のトラックよりも多くかかるケースがほとんどで、納期には最低半年かかることも。さらに昨今のコロナウイルス感染の影響により、諸外国で生産している自動車部品の工場がストップして部品そのものが入荷待ちのメーカーもあります。日本だけが何ともないからと大腕を振って眺めていると、社会的事情でこのようなケースも珍しくありません。

更に石油産出国の原油の値上がりで、燃料が高騰しています。ガソリンや軽油だけではなく石油製品の値上がりも考えられます。

まとめ

ここまで駆動方式の種類と特徴や4軸低床トラックのメリット・デメリットについて色々ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

もし、今低床のトラックを買換えしたいとお考えなら買取・一括査定サービスとして「トラック一括査定王」をご紹介します。まとめて複数台あっても、不動車であっても問題はありません。海外にルートを持っている業者にもコンタクトを取れるので、簡単な入力をするだけでOKです。助成金などを上手く利用してタイミングよくトラックを売買しましょう。
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