大阪府の花博通りと呼ばれている通りで、早朝仮眠を取っていたトラックドライバー数名が、30日未明、交通違反で警察から取り締まりに遭いました。この通りは近くにある卸の時間に合わせて、仮眠を取っているドライバーが多いことで知られています。
長時間駐車やポイ捨てが問題に
- 長時間トラックが駐車されている
- 排気ガスやゴミのポイ捨てなどが問題に
花博通りは早朝から駐車禁止の通りにトラックが停められていて、長時間の駐車による排ガスやゴミのポイ捨て、追突事故の危険性などが問題視されていました。
花博通り 府道15号線ストリートビュー
警察はドライバーにサービスエリアの駐車場使用を促していましたが、改善されなかったため、今回の一斉取り締まりが行われました。
ドライバー「違反とは知らず」
- 長時間駐車が常習化
- 「非放置駐車違反」として扱われる
あるドライバーは「トラックがたくさん停まっていたので、違反になるのを知らなかった」と話しています。しかし、仮眠のために駐車禁止の場所に停車している車両は、すぐに車両を動かすことができない「非放置駐車違反」として扱われ、反則金の支払いなどが生じることもあります。
駐車場所が慢性的に足りていない
- 仕方なく路上に停めている
- 専用駐車場が増えれば良いとの意見も
このような路上での長時間駐車が多く発生してしまうのは、近隣の駐車場が空いていいないため、仕方なく停めてしまうことが原因となっています。今回のニュースを受けてトラックドライバーからは、「仮眠場所が無いのなら、卸先にトラック専用の駐車場を作ってほしい」、「道の駅やサービスエリアの駐車場整備をしてほしい」など、様々な意見・要望が上がっています。
関連ニュース
仮眠トラックの列を一斉取り締まり
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000006-kantelev-l27