トラックのエアサスの寿命は?主な故障原因と寿命を延ばす方法

  • 2021年11月11日
  • 五十嵐ポー
ニュース

トラックのサスペンションにはいくつか種類があります。昔ながらのリーフサスペンションとエアーサスペンションの2種類に分類されますが、更に細分化しているのをご存知ですか?

今回はリーフサスとエアサスに焦点を当ててその特徴を調べてみました。コスパがいいのはどっち?寿命やトラブルについても気になるポイントが!よかったら参考にしてみてください。
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トラックに搭載されるエアサスとは?

エアサスとはエアーサスペンションの事です。サスペンションの役割は、走行時のショックを和らげる役割があります。トラックが走行すると、道路の状態や荷物の積み荷の重さ、カーブやストップアンドゴーなどの衝撃でトラックに衝撃が伝達します。

さらに道路の状態が悪いと、ガタガタと下からの衝撃がタイヤから伝わって車体への振動となります。その振動が、積み荷へ伝わり荷崩れや傾きで箱の破損などのダメージの元となります。

サスペンションが固いと車体へのショックが大きく、逆に柔らかすぎると揺れが大きくなるので、サスペンションの特徴をよく知ることが大切です。ここでエアサスとリーフサスの違いを見てみましょう。

エアサスとリーフサスの違い

エアサスとリーフサスの違いは、サスペンションの構造や使用している部品が全く別なものである事です。

エアサスペンションは、その名の通り空気の力でショックを和らげる媒体にします。風船を挟むようなイメージで、下からの衝撃が車体に伝導するのを吸収しています。エアタンクからコンプレッサーでエアを送るので、車高の上げ下げが自由です。プラットホームの高さに、アルミバンの開口部を合わせるのが容易です。

またリーフサスペンションにも種類があり、マルチリーフサスペンションとテーパーリーフサスペンションに分かれます。

マルチリーフサスペンションは汎用性が高く、いろいろな車両のサスペンションに使われています。主にダンプトラックのような、重量のある積み荷を運搬するときの車両に利用されています。構造は長さの違う板バネを重ねて1枚の板のような形状にしています。

テーパーリーフサスペンションは厚みの違う板を数枚重ねサスペンションにしています。どちらも金属の板バネで構造が簡単なので修理も容易に短時間でできます。交換部品もコストパフォーマンスが良いので広く汎用されてきた要因です。

トラックのエアサスの特徴

リーフサスペンションに比べると、エアサスペンションは構造が複雑で導入コストが高くなります。サスペンションとしての性能が良いので後軸のみエアサス車か総軸エアサスペンションのトラックがあります。

耐久性が高い

エアサスの特徴として耐久性が高いことがあげられます。リーフサスペンションは金属なので、長時間使用していると金属疲労が起こりやすく破損やひび割れかけ等があります。寒い地方では、道路に塩化カルシウムを散布しその薬剤の影響で金属がさびつきを起こします。足回りの方から腐食が始まるので、薬剤と一緒にリーフサスペンションに氷や泥が固まりになりダメージを起こします。

衝撃吸収性能が高い

衝撃吸収性が高いのは、リーフサスペンションよりもエアサスペンションの方です。微調整がきいて衝撃や荷物の揺れが少ない試験結果が出ています。

コストがかかる

エアサスは構造が複雑で部品の金額も高く、修理の際の部品もコストがかかるので維持費がかかる傾向にあります。ベローズの値段は三菱ふそうの純正品で9万円前後ですが、それに工賃などがプラスされると10万円以上コストがかかります。手をかけるところもそこだけならいいのですが、色々な部品を外して取り付けなくてはならず、思いのほか修理のコストが高額になるケースがあります。

トラックのエアサスの寿命の目安

トラックのエアサスの寿命の目安は、走行距離やトラックの使用時間に比例するので何年とは言えませんが、ショックを和らげるためにゴム製の部品を使っているので、経年劣化で硬くなり定期的に取り替えるのが理想です。エアサス周辺のホースなども、一緒に見てもらいましょう。定期的なメンテナンスの項目に無くても、コンプレッサーやエアタンクの点検も忘れずに。

トラックのエアサスの主な故障・原因

トラックのエアサスの主な故障原因は、外部からの衝撃による破損や内部構造の金属疲労による破損が原因でエア漏れを起こす故障が多く見られます。

コンプレッサーやエアタンクのトラブル

コンプレッサーや、エアタンクもトラブルの原因になります。急に警告灯がついて、エアが無くなるのは考えにくいですが、空気圧のレベルゲージをチェックしておけば安心です。

ベローズの破損

エアサスの部品にゴム製品のベローズがあります。分厚いゴム製品ですが劣化によって硬化してくるので、膨張や収縮によってひび割れることがあります。また、寒暖差でも中のエアが体積を増すので注意しましょう。ゴム製の風船のような形状をしているので、亀裂が入るとそこからエア漏れを起こし破損の原因になります。

トラックのエアサスの寿命を延ばすメンテナンス方法

ベローズを定期的に点検する

メンテナンス方法としてはベローズを定期的に点検して交換する、他のゴム製品も経年劣化で硬化するので目視での点検も必要です。

消耗品を定期的に交換する

点検ごとに、パッキンやホースなどの消耗品を定期的に交換するのも有効な手立てです。見た目ではわからない消耗品もあります。こまめな点検で事故やトラブルは未然に防ぐことが出来ますので、始業前点検をしっかりやりましょう。

負荷のかかる運転をしない

特に足回りに負荷のかかる運転をしないことが重要です。急ブレーキや急発進、ブレーキの踏み過ぎはエアタンクを空にしてしまいます。荷崩れもありますので慎重に運転しましょう。

まとめ

ここまでエアサスの寿命や主な故障原因、エアサスとリーフサスの違いなどについてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?やはり日頃の点検が重要になってくるかと思います。

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