トラックのオイル交換の時期・やり方について

  • 2020年12月22日
  • 五十嵐ポー
ニュース

乗用車は5,000km毎にオイル交換することが、目安として浸透しています。しかし、トラックのオイル交換については、詳しくない方もいらっしゃると思います。

一般的な乗用車とはオイルの量や、種類などが違ったりするので、当然オイル交換の時期や料金なども異なってきます。

そこで今回は、トラックのオイル交換におけるポイントを解説していきます。

トラックのオイル交換の時期

トラックのオイル交換の時期の目安となるのが、走行距離です。

  • 小型トラックと中型トラック→走行距離10,000~20,000km
  • 大型トラック→走行距離20,000~40,000km

車両の大きさによってオイルの量が変わってくるので、走行距離の目安も異なってきます。また、走行距離だけではなく、走行するペースや外気温などさまざまな条件によって、オイルは劣化していきます。

したがって、目安の走行距離に達していなくても、1年に1回はオイル交換を行うのが理想とされています。トラックの場合年車検(1年に一回の車検)となるので、車検の際にオイル交換を行う方も多いようです。

トラックのオイル交換の料金

トラックのオイル交換料金は大きさによって異なってきますが、オイル交換の工賃は2tトラックであれば1,500円前後で、4tトラックは2,500円、10tトラックは3,500円程度からと、さほど変わり有りません。

オイル自体の量もトラックの大きさによって入る量が異なってきます。2tトラックは8ℓ、4tトラックは10ℓ、10tトラックは30ℓ以上入るタイプもあります。仮に1ℓあたり500円のオイルだとすると、

  • 2tトラック→8ℓ×500円=4,000円
  • 4tトラック→10ℓ×500円=5,000円
  • 10tトラック→30ℓ×500円=15,000円

当然ながら、オイルの料金は種類によって異なるので、上記の料金は一つの目安としてお考えください。

トラックのオイル交換のやり方

トラックのオイル交換は以下のよう流れになっていますが、車体構造に詳しくない方は、後ほど述べる店舗などで交換しましょう。

1.オイルパンとドレンボルトの確認

まずはトラックの重量に見合った油圧ジャッキを用いて、車体を持ち上げます。次にオイルパンとドレンボルトがどこにあるかを確認しましょう。

2.エンジンオイル投入口の確認

エンジンオイルを抜くときに、エンジンオイル投入口の蓋を開けておくことで空気が入り、オイルが抜けやすくなります。

3.ドレンボルトを緩めて外す

ドレンボルトを緩めて外すと、エンジンオイルが流れ落ちてきます。エンジンオイルがあふれたりしないように、廃油を入れるトレーは少し大きめの物を用意しましょう。

4.ドレンボルトの取り付け

エンジンオイルが完全に抜けきったらドレンボルトを取り付けましょう。 その際、ドレンボルトは再利用可能ですがドレンワッシャーは新品を用意してください。

ドレンワッシャーは締め付けて、潰れることで隙間をなくしてくれるものです。その為、一度潰れると本来の性能を失ってしまいます。再利用しないように注意しましょう。

5.ドレンワッシャーの締付け

ドレンワッシャーを締付ける際は、力加減が重要です。オイルパンはデリケートな箇所であり、柔らかい部品が使われています。

無理な力で締付けると破損してしまい、オイルが漏れだしてしまうこともあります。 適度な力加減で締付けを行いましょう。

6.新しいエンジンオイルの投入

新しいエンジンオイルを入れる前に、既定の量を確認しておきましょう。 エンジンオイルを抜くことは手を焼く事なので、入れすぎないように事前に量を確認しておくことが重要です。

また、オイルを入れる際は、エンジンオイルゲージで小まめに量を確認しましょう。

7.最終確認

エンジンオイルキャップの閉め付け状態とエンジンオイルゲージをもう一度確認しましょう。

エンジンオイルゲージの確認は、エンジンを始動させて30秒ほど回したら止めて、1分程度待ってから確認します。これはエンジンオイルがエンジン内に行きわたって、戻ってきたエンジンオイルが規定量に達しているかを確認する為です。

最後にオイルパンやドレンボルト周辺にオイル漏れがないかを確認して、エンジンオイル交換完了です。

どこでオイル交換するか

トラックのオイル交換はさまざまな場所で交換できます。

1.カーディーラーで交換

トラックのディーラーで交換する方法です。最も一般的ではないでしょうか。純正のオイルに交換するので、オイルを選定する手間も省けます。また「エンジンオイルのボトルキープ」のサービスを行う場合もあります。

エンジンオイルはまとめて購入しておくことによって、オイル交換の工賃が安くなり、オイルの購入費用も安くなります。しかし、長い目で見て安くなるサービスなので、1回だけオイル交換したい場合はコスト面であまりおすすめできません。

2.大型カー用品店で交換

大型カー用品店は日曜日や祝日も営業している店舗が多いです。そのため、曜日を気にせずに手軽にオイル交換を行えることが魅力です。

また、オイル交換を行った店舗の会員になれば、交換時の工賃が無料になる場合もありますし、オイルの種類もカーディーラーよりも豊富に取りそろえてあります。

3.ガソリンスタンドで交換

ガソリンスタンドでのオイル交換は、給油のついでなどに気軽に行えることがメリットです。また、ガソリンスタンドは店舗数が多いこともメリットと言えるでしょう。

しかし、ガソリンスタンドによってオイル料金、工賃が異なってきますし、オイル交換を行う整備士も当然ながら変わってきます。この点が気になる場合は、カーディーラーや大型カー用品店を利用した方が良いかもしれません。

4.出張業者に依頼して交換

オイル交換を出張専門業者に依頼して、営業所などに出向いて貰い交換する方法です。営業所の休業日に合わせて交換を依頼することもできますし、トラックを動かす人件費や手間を省くことができます。

出張の交換は、一般的に複数台のトラックを対象として行う場合が多いので、オイル交換をしたい車両が1台しかない場合には、費用も割高となるのであまりおすすめできません。

トラックのオイル交換のまとめ

本記事ではトラックのオイル交換についてお伝えしましたが、ベストな方法は見つかったでしょうか。

トラックのオイル交換は、周期を守って定期的に行うことが重要です。トラックを日頃から大事に扱うことで、売却する時に高額な査定額を見込むこともできます。

自分のニーズに合った店でオイル交換を行い、大事にトラックを扱うことを心がけましょう。

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