PALTEK社は、フランスLDL社のタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)について、代理店契約を2017年8月に結んだことを発表しました。TPMSはアメリカなどで2007年9月より新車への取り付けが完全義務化されていて、国内では今後義務化が検討されています。
データ管理がクラウドで可能
- 受信機とモニター、通信機がワイヤレス
- クラウド上でデータを管理できる

LDL社のTPMSであるTire Watchは、受信機とモニター、通信機をワイヤレスで扱うことが可能です。通信には3G回線が活用され、センサーからタイヤの空気圧・温度・車輌運行状況などが取得された上、クラウド上で統合されたデータを管理できます。
取り付けと空気圧管理が簡単に行える
- ホイルにワイヤーで装着
- ディスプレイで空気圧を確認

Tire Watchは最大24輪まで対応でき、タイヤ部分のセンサーはワイヤーで装着するので、ホイルの種類を問わず取り付けられます。車内に取り付けられたモニターにより、適切な空気圧をリアルタイムで確認できるので、事故を防ぐことが可能になります。空気圧などが設定した値を超えると、ディスプレイに警告が表示されます。
もしもタイヤの空気圧が悪化すると、燃費悪化や安定性低下、磨耗助長や制動距離の伸長などにつながり、放っておくと最悪タイヤバーストが起こってしまうこともあります。
今後はネットワークサービスにも活用される
- 自動車会社や物流会社、バス会社に提供
- センサーを活用したネットワークサービスが行われる
PALTEK社は、出荷高の伸びや労働人口減少など、変化の多い物流市場を支えるために、Tire Watchを今後自動車会社やトラックを扱う物流会社、バス会社などに提供していきます。将来的には、Tire Watchを含めた多種多様なセンサーでのネットワークサービスを展開する予定となっています。
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http://www.paltek.co.jp/products/ldl/