トラックをうまく駐車するコツ|運転が難しい理由と効果的な練習方法

  • 2021年10月13日
  • 五十嵐ポー
ニュース

トラックをスムーズに駐車しているのを見ると、プロのドライバーさんの腕はすごいと感心します。ドライバーさんは毎日の事ですが、後ろが見えなくてぶつけたりしないのでしょうか?駐車で苦労してる皆様、お待たせいたしました。

今回はトラックをうまく駐車するコツをご紹介します。実際、プロのドライバーさんやベテラン整備士さんにも話を伺ってみました。これで解決、秘訣はこれに限る!駐車のコツ決定版!是非、参考にしてみてください。
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トラックの運転が難しい理由

トラックの運転の難しさは、車体の特徴にあります。まずは車体が長い事。トラックとひとくくりにしてはいけない理由が、車体の大きさにより軽、小型、中型、大型の4タイプに分かれます。さらに架装部分の違いでそれぞれホイールベース(前輪の中心から後輪の中心まで)と後輪の中心から架装(箱もの、平ボディー、特殊車両)の最後部までの距離が違います。

それによりハンドルを切った時の角度や、死角、バックモニターの有無などそれぞれの条件が違います。まずは、車体のサイズによってどれほど数字の違いがあるか見てみましょう。

車体が長い

車体の全長の他、ホイールベース、後輪の中心軸から車体最後部までの長さを載せました。軽の後軸から最後部まではカタログ上の採寸です。

車幅が広い

車体の全幅とトレッド(前輪のタイヤ幅)を載せました。後輪は前輪よりも少し短い。

車高が高い

車体の高さと、視点が高いと言われる座席の高さを載せました。

※それぞれカタログから引用していますが、最新のカタログではありません。また座席の高さは大まかで、実寸とは誤差があります。詳しくは、それぞれのメーカーへお問い合わせください。

※軽ダイハツHIJET=2WD、スタンダード。小型いすゞ自動車ELF=標準ボディフルフラットロー(超ロングボディフルフラットロー)。中型いすゞ自動車FORWARD=平ボディフルキャブ架装パブコ製(ショートキャブ)。大型いすゞ自動車GIGA25=KL-CYM52V3。

ルームミラーがない

車の構造上、平ボディのキャブにルームミラーはありますが箱もの架装の場合はルームミラーを取ってバックモニターに付け替えます。そのために、ルームミラーを最初から必要としない車両があります。

ミッションの切り替えが多い

オートマもセミオートマも昔ながらのマニュアルもそうですが、切り替えしながらバックで駐車をする場合にドライブとバックの交互にギアを入れなくてはなりません。何度もミラーや車幅を確認しながらアクセルワークや、ハンドル操作もしなくてはならずさらに前進と後進を繰り返すので、ギアの入れ替え時に色々な注意が必要です。これは普通自動車でも同じですね。

トラック運転時に意識しておくべき用語

トラックの運転では、内輪差とオーバーハングに注意をしなければなりません。もちろんトラックの大きさによってそれぞれの長さや感覚が違います。

内輪差

ホイールベースの長さによって最小回転半径が違います。ホイールベースが長くなるほど内輪差は大きくなります。カーブを曲がるときの、内側の前輪と後輪のカーブを描く弧の幅の事を指します。反対に外輪差は外側の前輪後輪それぞれのタイヤが描く弧の幅の差です。詳しく知りたい方は計算式があるので、そちらで調べてみると正確な数字を把握出来ます。

オーバーハング

前輪、後輪それぞれの中心から車体の外側までの長さの事です。フロントは前輪からフロントの先端までをフロントオーバーハングといい、後ろは後輪から車体(架装)の一番外側までをリアオーバーハングといいます。特に注意が必要なのはリアオーバーハングです。後ろが長いと、カーブの時に後輪から出た分だけ外側にはみ出てる部分が大きくなってしまいます。前輪が先に内側に曲がってしまうので、後ろに障害物があったりカーブの範囲が狭い場所ではこまめに確認をしましょう。

トラック駐車時の運転のコツ

(1)右折・左折

右折や左折では、内輪差を考えながらハンドルを切りましょう。車体が長いと、比例してホイールベースも長くなります。広い交差点では、キャブ部分が外側に大きくはみ出る感覚になりますが、乗用車感覚でコンパクトに曲がろうとすると巻き込み事故の原因になります。

内側に歩行者や自転車などがいないか、カーブを曲がる前にしっかり安全確認が必要です。無理に大きく回ることはありませんが、そのような心構えで自分の乗っているトラックの大きさを念頭に置き、運転することをおすすめします。

(2)バック

一番コツが必要ないのがバックです。え?コツはないの?とお思いですが、上手くトラックを停めるには「目視の確認」が重要です。いちいち降りてなんて面倒くさいと思っていたら、ドライバー失格です。プロのドライバーになればなるほど、どんな場所でも自分の目で確認します。もちろんバックモニターがついていても降りる時は、躊躇なく降ります。バックモニターはあくまでもカメラです。実際にカメラで見る距離と、目視で確認するのとは距離に開きがあります。

人がいないか、障害物がないかはバックモニターで確認してホーム付けや駐車場に止める際には、あとどのくらいバックできるか慣れるまで目視で確認します。特に左側は死角ができやすいですが、夜になると車幅灯を付けるのでライトが障害物に反射するのを目安にします。

(3)車庫入れ

車庫に駐車する際には、車幅灯を付けて左右の壁との間を測ります。車庫入れでも、どのような車庫に駐車するかで気を付けなければなりませんがオーバーハングには注意です。バックで駐車するときには細心の注意を払いますが、実は出庫の時の方がもっと難しいのです。さあ出発という時に油断して大きくハンドル切ると、リアオーバーハングの分だけはみ出してしまうので車庫の壁や隣のトラックにぶつけたり、門柱にこすったりするケースが見受けられます。

(4)ホーム付け

定期便や集配などで倉庫やスーパーの荷下ろしに行くと、電車のホームのようにせり出した部分にトラックをぴったり着ける技術が必要です。これも慣れですが、丁寧にバックします。ジャストインタイムや、次の荷下ろしなど時間に余裕はないかもしれませんがそんな時ほどゆっくり確認しながらバックしましょう。中にはパレットや空のコンテナなど、死角になる部分に荷物があるかもしれません。ホームには荷物が無いことが大前提ですが、それが当たり前と思わずに確認してからホームにつけましょう。

丁寧な仕事をするドライバーさんほど、確認を怠りません。空のコンテナやカーゴなど、駐車する場所に合った場合は何度も降りて確認をしています。サスペンションが板バネのトラックは、ホームに着いてから段差が出来たりしていましたが今はエアサスなので、ホームとトラックの荷台との高さ調節が容易です。バックモニターも上手く使って、荷下ろしで迷惑をかけないようにしたいものです。

トラックの運転の練習方法

横乗りで練習する

トラックを運転するときに、助手席に先輩ドライバーを乗せて指導してもらいます。同じメーカーで同型のトラックに乗るなら、ハンドルを切るタイミングや感覚を教えてもらえます。後は速度と、車幅やホイールベースの長さの感覚は乗らないとつかめません。先輩ドライバーに乗ってもらえるうちに、様々なコツを聞いておきましょう。

教習所で練習する

ペーパードライバーのように、しばらく車に乗っていない。練習したいときには、教習所がおすすめです。教習所によって金額の地域差はありますが、一時間5,000円前後で練習が可能です。詳しくは各教習所に聞いてみましょう。

シミュレーターで練習する

パソコンのソフトにある、トラックのシュミレーターで練習することが出来ます。ゲーム感覚になりそうですが、左右の確認やミラーの写り具合など結構細かなところまで再現されます。YouTubeにもシュミレーターを使ってみた動画がありますが、まずはこれで練習してから実車を運転するのも無駄ではありません。走行ルートには限りがありますが、これからハンドルを握る方にもまだトラックを手に入れてない方にも手軽に練習できるツールになります。

トラックをうまく駐車するコツのまとめ

ここまで、トラックをうまく駐車するコツをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。やはり一番は、トラックを降りて目視で確認するのがプロのドライバーさんにも通じる技でしたね。トラックにバックモニターの装備がついていても過信せず、実際にどの位の間隔があいているのか確かめてみましょう。

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