UDトラックスは、インドネシア向けに新型小型トラックの「クーザー(Kuzer)」を発表しました。このクーザーのモデル写真は、インドネシアの国旗をイメージしたような、赤い車両が選ばれています。
エンジンや車体が改良されている
- 現行車両よりもパワーアップしたエンジン
- 最小回転半径が20%改善
クーザーは、現行車両よりも25%パワーアップしたトルクを備えたエンジンとトランスミッション、省燃費運転支援を行うシステムが用意されています。
また、インドネシアは道路が舗装されていないことも多いので、日本の車両以上に耐久性が求められます。このため、悪路や狭い道での操作性を高めるために、現行車よりも最小回転半径が20%改善されています。さらに、快適な運転環境をもたらす広々とした室内や、洗練されたデザインも持ち合わせています。
好調なインドネシア経済
- インフラの投資が盛んに行われている
- 小型トラックの生産も増えている
インドネシアは経済が好調な成長国として位置づけられ、2025年までに世界経済のトップ10に入ることを目標としています。このため、インフラへの投資が盛んであり、整備されていない道路などの舗装が行われています。
あわせて同国の小型トラック市場も好調であり、2017年半期で前年比11%の伸びを見せています。このような需要に対応するため、UDトラックスは東ジャワ州に販売と整備拠点を2ヵ所設け、対応にあたっています。
インドネシアのドライバー向け車両に
- 現地での車両使用状況を調査して企画
- 品質管理やテスト稼働も十分行われている
今回発表されたクーザーは、UDトラックスが現地での車両使用状況を調査した上で企画に反映させ、品質管理や現地でのテスト稼働などが充分に行ったとのことで、品質面でも信頼がおけるトラックとなりそうです。
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https://www.udtrucks.com/ja-jp/news-and-media/press-releases/japan/2017/20170810kuzer-launch-indonesia